箕面とどろみ栗園とカヤネズミ
先日、栗の収穫時期以来、久々に、箕面とどろみ栗園に行ってきました。
作業予定は、新しく植えた栗の木の、虫などをチェックすること。
新しくテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)などが入っている幹はなさそうでしたが、
去年と今年、それぞれ10本ずつ植えた20本の木のうち、
1本が枯れてしまい、あと1本が、枯れてしまいそうだなー…という状況です。
うーん、20本植えて2本、1割。
若木が枯れる数としては、こんなものなのかな、という気もしますが、
毎年このペースで枯れていたら、実を十分に成らすようになる前に全部枯れてしまいますからね…。
枯れないようにする対策ももちろん、新しく植えるペースとかも考えていかないとですね。
さて、今回、箕面とどろみ栗園に行ったのは、もうひとつ別の目的もありました。
先日、某、池の水を抜く番組を見ていたところ、
関西(京都じゃなかったかな?)で、カヤネズミの生態を調査する、というコーナーがあって、
熱心に見てたんですけど、何でも関西地方でも、カヤネズミが数を減らしつつあるとのこと。
カヤネズミは、背の高いススキなどが茂る野原で巣をつくって繁殖するらしいのですが、
その映像を見ていて、……ん??となりました。
これ……箕面とどろみ栗園の環境って、もしかして、カヤネズミにとって良い環境なのでは??
それで、カヤネズミの巣があるかな?と、辺りを見回しながら移動してみたのですが、
あっという間に、カヤネズミの巣を見つけたんですよ…!
やっぱり!それにしても早かった!
↓コレです。

ススキかな?の葉が器用に丸くなって、中央に出入り口の穴があるのがわかりますでしょうか。
大きさは男性の拳くらいかな?
高さは、私よりの目線より少し低いくらい。1メートルと少しでしょうか?
うわーやっぱりあったなー、と思いながら場所移動してたら、すぐにもう一個見つけました。

やっぱり、予想はしていたけど、ここはカヤネズミにとって暮らしやすい環境なんですね。
それはよかったなー、と思う反面、
けど実は、箕面とどろみ栗園は、栗畑としては手入れ不足というか、手抜きの畑だったりするんですよ。。
本当は、畑の全面を草刈りして、作業しやすく、日照も空気の通りも良い畑にしたかったんですけど、
時間と気力体力がもたなくて、栗の木の周囲だけ、ようやく草刈りをしているような状態なんです。
栗の木の周囲と、通路以外の場所は、草が伸び放題で、遠目では栗の木も隠れてしまうほど…。
ずっと、このままではいけない、時間を作って草刈りをせねば、と思っていたところに、テレビを見て、
実際にカヤネズミの巣をみつけて、
ああこれは、このままでいいのか??……むしろ、このままのほうがいいのか?と、
気付かされたというか。
なんだか、これまで、いい畑をつくるために、草はないほうがいい、きれいなほうがいい、と
ずっと思っていたので、
草が残っている環境で、生活できる生き物がいる、という、新しい気づきに、
今までの価値観が引っ繰り返るような感覚がありました。
でも、背の高い草は、路地物の野菜などを育てるときには、必ず刈らないといけないですし、
栗畑でも、虫も動物も増えて、作業がしにくかったり、栗に被害があったり、
生き物と共生していく、ということは、一筋縄ではいかない、難しいことなんだな、と痛感します。
とりあえず、箕面とどろみ栗園は、今のところ、栗の木の周囲だけを刈るスタイルで大丈夫そうなので、
カヤネズミの巣も探しつつ、栗の木の世話を続けて行こうと思っています。
また来年から、剪定も始まり、
そうこうしてたら、またあっという間に芽が出て、花が咲き、実をつけるんでしょうね。
また来年も、できるだけその変化を見逃さずに見ていきたいと思っています。
来年はもうちょっと収穫量もあがってほしいな!
誰か他に栗を収穫している生き物も突き止めたいところです。
また来年も、よろしくお願いいたします。