栗畑のテッポウムシ対策と、「薪ストーブの灰」
毎日、寒くなったり、暖かくなったりと、気温の変動が激しいこの頃ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。体調など崩されませんように。
最近は、毎日近所の紅葉を眺めて目の肥やしにしていますが、
今年の紅葉は、あまり冷え込まないせいか、色づきがイマイチのところも多いようですね。残念です。。
さて、栗の収穫もひと段落して、
栗畑では、毎年恒例となりつつある、テッポウムシ対策中です。
トップページにも記載しているとおり、オガタマ栗農園では、唯一の農薬使用として
収穫後に「キンチョールE」を、テッポウムシのいる穴に一回注入しています。
それまでは、テッポウムシの穴に木酢液を浸した綿を詰める、という方法をとっていました。
曰く、それでテッポウムシが窒息するらしいのだけど、本当なのかなあ…??
ずっとそれで粘っていたのですけど、やはり、これだけではテッポウムシの被害を抑えられない、ということで
去年からキンチョールEの使用を始めました。
キンチョールEは蚊取り線香にも使われる、除虫菊由来の成分なので、
少しでも自然に近いものを、ということで選びましたが、
テッポウムシにはあまり農薬は効かない、と聞いていたので、心配だったのですけど、
やはり一回だけでもキンチョールEを使うと、被害の程度が全然違うとのこと。
もちろん、できたら完全無農薬でいきたいという気持ちはあるのですが、
テッポウムシに関しては、栗の木の死活問題なので、使わせてもらっています。
栗の木が、多少のテッポウムシにはびくともしないくらい大きくなったら、使わなくてもよくなるはずなので、
早く大きくなってほしいと祈りながら作業しています。
さて、今日のもう一つの話題が、
栗の木を使った薪ストーブの「灰」についてです。
冬の間、ストーブを使っている我々からしたら、ストーブから出てくる廃棄物、というイメージの「灰」。
それが入用になってくるジャンルがあって、驚いた、という記事を以前書かせていただきました。
こちらの記事を見てくださった方から、灰を所望いただきまして、焼き物に使われるそうで。
こんな、こちらでは捨てるしか道がない灰が役に立つなんて…!と、喜んだところなのですが、
つい最近、灰をお分けした別の方から、写真をいただいたとのことで、
何でも「茶室の灰に使っている」そうです。
茶室の灰…!?

↑こちらが、いただいた「茶室の灰」の写真です。
茶道については全くの未知なので、いろいろ調べてみたのですが、
お茶を淹れるときに、湯を沸かす「炉」に、灰を敷くみたいなんですよね。
その灰に、いろいろこだわりがあるみたい。ほほーなるほど。
熊本あたりでは、栗の木とか蜜柑の木とかの灰がちょうどいいのかな。
薪ストーブで出た灰は白に近い灰色なのですが、写真の灰は色が黒っぽいですね。
なんでも、お湯を沸かすときに使う炭の、火が点いた赤が映えるように、灰に色をつけているそうな…!!
色付けにお茶の葉を使っているとか何とか。。。
お、奥が深い…!!
すごいですねー。ほんとに凄いです。
何というか、栗の木もすごいし、
それを灰まで有効活用する、日本の文化が凄いです。
栗は、春から夏、芽吹いて花を咲かせ、葉の青で畑を彩って、
秋は美味しい栗を実らせ、
冬は、剪定した幹や枝が薪ストーブの材料となって、暖を提供してくれて、
そして燃えた後の灰が、陶器や茶室に華を添えるんですよ。
いやほんとにすごいわ。。
今年も薪ストーブはフル活動の予定です。
燃えた後の灰も、有効活用すべく、捨てずにとっておきます。
栗の木がいろんな形で活用されたら、ほんとに嬉しいです。